このような症状のある方は検査をおすすめします
- 便に血が混じる(血便)
- 便が細くなった、形状が変わった
- 下痢や便秘を繰り返す
- 腹痛や下腹部の張りが続く
- 急な体重減少がある
- 貧血を指摘された
- 健診等の便潜血検査で陽性だった
- 大腸がん・ポリープの家族歴がある
- 50歳以上で一度も大腸カメラを受けたことがない方
など
大腸カメラ検査とは
大腸カメラ検査(下部消化管内視鏡検査)は、肛門からチューブ状の内視鏡(カメラ)を挿入し、直腸から結腸、盲腸にかけて大腸全体をくまなく観察する検査です。粘膜の状態を直接目で確認できるため、ポリープやがん、炎症、潰瘍などの病変を高精度に発見することが可能です。
検査中にポリープなどの異常が見つかった場合、その場で切除する日帰りポリープ手術も可能です。また、病変の一部を採取し、病理検査(生検)を行うことで、より詳しい診断が可能となります。
当院の大腸カメラ検査の特徴
経験豊富な院長による検査
検査はすべて経験20年以上の専門医・指導医(日本消化器病学会、日本消化器内視鏡学会認定)である院長が担当します。豊富な内視鏡検査で培われた経験などに基づき、苦痛の少ない検査を提供いたします。
内視鏡技師が検査をサポート
当院では、内視鏡検査に精通した内視鏡技師が検査に携わり、医師と連携しながら検査をサポートしています。検査前の準備から検査中の介助、検査後の対応まで、安全かつスムーズに検査を受けていただけるよう細やかにサポートいたします。医師とスタッフが一体となって、患者様の不安や負担をできる限り軽減できる検査環境を整えています。
鎮静剤を使用した痛みの少ない検査
大腸カメラは「痛い」「つらい」といった印象を持たれる方も多いですが、当院ではご希望に応じて鎮静剤を使用し、眠ったような状態で検査を受けられる体制を整え、できる限り苦痛の少ない検査を行っています。鎮静剤の使用については、医師またはスタッフにお気軽にご確認ください。
日帰りポリープ手術が可能
検査中に発見された大腸ポリープは、その場で切除できる体制を整えており、別日に再来院する必要がありません。切除により、将来の大腸がんの予防にもつながります。
※発見されたポリープの大きさや形によっては、入院が可能な医療機関での治療が必要な場合があります。その際は適切な医療機関にご紹介いたします。
土曜日に検査を実施
平日がお忙しい方にも受診していただくよう、土曜日にも大腸カメラ検査を実施しています。お仕事や家庭の都合に合わせてご相談ください。
鎮静剤を活用した
大腸カメラ検査
鎮静剤とは
鎮静剤は、検査中の緊張や不快感をやわらげるために用いる薬剤です。
点滴から投与し、ウトウトする程度の軽い鎮静状態に導くことで、リラックスした状態をもたらし、検査への不安や痛みを大幅に軽減します。
鎮静剤を使用するメリット
- 緊張や不快感が軽減され、検査への抵抗感が少なくなります
- 腸の動きが落ち着き、よりスムーズな挿入が可能になります
- 腸に十分空気を送りこめ、より詳細な観察や処置を行いやすくなります
- 初めての方、以前つらい経験がある方でも検査への不安が軽減されます
鎮静剤使用時の注意点
鎮静剤使用後は、意識がはっきりしない時間がしばらく続くことがあり、当日の車・バイク・自転車の運転はできません。ご来院・ご帰宅は公共交通機関または付き添いの方の送迎でご来院ください。
また、検査後はしばらく院内で安静にお休みいただいてからのご帰宅となります。お仕事や重要な予定がある日の受診は避け、時間に余裕をもってご予約ください。
大腸カメラ検査の流れ
- 事前診察・ご予約
まずは事前に外来を受診いただき、医師が診察を行います。大腸カメラ検査を行うことを決定しましたら、検査日を予約します。あわせて鎮静剤使用に関する確認や、ポリープ切除の可能性についてご説明いたします。
さらに事前に使用していただく下剤や、検査食をお渡しし、スタッフから使用法などのご説明をいたします。 - 検査前(検査3日前) 検査3日前から、繊維の多い野菜や海藻類、果物、種子類、また脂肪分が多い食事は避けるようにしてください。
- 検査前日 検査の前日は、消化のよい食事を夜9時頃までに済ませていただきます(事前にお渡しした検査食をご利用ください)。以降は絶食となります。水分(お水やお茶)は少量であれば摂取可能です。また、事前にお渡しした前日用の下剤を服用していただきます。
- 検査当日
当日は朝から事前にお渡しした下剤(腸管洗浄液)を服用し、大腸内をきれいにしていただきます。院内(専用個室)またはご自宅での服用が可能で、ご希望により選択できます。服用後は数回の排便があり、透明な水様便になるまで排泄を繰り返します。
※服用方法や排便状態に不安がある場合は、当院までご連絡ください。 - ご来院・受付
予約時間の少し前にご来院ください。ご来院されましたら、受付、問診表の記入を行っていただき、待合室にてお待ちください。受付にてマイナ保険証やお薬手帳をご提示ください。
※鎮静剤を使用する方は、公共交通機関または付き添いの方の送迎でお越しください。 - 準備
検査前に体調や下剤の効果を確認します(体調によっては大腸カメラ検査を行わない場合がありますので、あらかじめご了承ください)。
準備が整いましたら、更衣室で検査着に着替えていただきます。 - 検査
検査室にて検査を開始します。鎮静剤を使用する場合は、検査直前に投与します。検査時間は個人差がありますが、15〜30分程度です。
※鎮静剤を使用した方は、検査後リカバリールームで30分~1時間程度お休みいただきます。 - 結果説明 リカバリールームにてお休みしていただいた後に、撮影した画像をもとに医師が結果を丁寧にご説明します。検査時に病理検査(生検)を行った場合、その結果は後日、再診の際にご説明いたします。結果説明に疑問点や不明点がありましたら、お気軽にお尋ねください。
- お会計
お名前が呼ばれるまで待合室にてお待ちください。ご帰宅後はできるだけ安静にお過ごしください。
※鎮静剤使用後は眠気が残るため、当日の運転は厳禁です。
※ご不明点や体調変化があれば、いつでもご連絡ください。
大腸ポリープとは
大腸ポリープとは、大腸の粘膜にできる「いぼ」のような隆起のことです。大きさや形はさまざまで、平坦なものやわずかに凹んだものもあります。ポリープは、大きく2種類に分けられます。
また、ポリープは自覚症状がほとんどなく、大腸カメラで初めて見つかることが多くあります。がんになる前に見つけて切除することが、大腸がん予防にとって大きな意味があります。
| 腫瘍性 ポリープ |
多くは良性ですが、大きくなるにつれて一部ががん化することがあります。大腸がんの発生源の一つと考えられています。 |
|---|---|
| 非腫瘍性 ポリープ |
過形成性ポリープや炎症性ポリープなどで、がん化のリスクは低いとされています。ただし、大きなものや出血を伴うものは切除をおすすめする場合があります。 |
日帰りポリープ手術
検査中に発見された大腸ポリープは、その場で切除できる体制を整えており、別日に再来院する必要がありません。切除により、将来の大腸がんの予防にもつながります。
- 発見されたポリープの大きさや形によっては、入院が可能な医療機関での治療が必要な場合があります。その際は適切な医療機関にご紹介いたします。
大腸ポリープ切除後の注意点
- 検査当日はお粥・うどんなど消化に良いものを食べてください。また、2~3日は刺激物・香辛料・アルコールの摂取を控えてください。
- 検査当日は入浴はせず、シャワー浴に留めてください。
- 激しい運動は1週間程度控えてください。